HIV検査普及週間

HIV検査普及週間

平成18年6月1日(木)〜7日(水)はタイトルの平成18年度HIV検査普及週間なんですが、ご存知でした?
http://api-net.jfap.or.jp/htmls/frameset-10.html

浜松市保健所では今日6/4日曜日に朝9:00から20:00までHIVの血液検査をするという告知が出ていました。

国、厚生労働省は、インターネット(Yahoo)やポスター・パンフレットなどでPRするようですが、静岡県はなにでPRしているんでしょうか?
NPOをやっている僕のところには伝わってきません。とても残念です。

血液検査の機会が増えることは良いと思いますが、その情報が自治体の建物の中で告知されていたり、広報誌に掲示されたりするだけでいいのでしょうか?

HIVを初めとする性感染症のハイリスク層、若者、風俗で働く女性、MSMなどが、自治体の広報誌をちゃんと読んでいるのでしょうか?自治体の建物に行く機会があるのでしょうか?自治体のホームページにアクセスするのでしょうか?疑問の??????だらけです。

エイズ予防情報ネットのホームページを見ると、静岡県でイベント欄に予定が入ってないのは浜松市だけでした。
他の保健所のイベント欄を見ると、これでどうやって効果を上げるんだろうか?と疑問に思うものがたくさんあります。
勝手な解釈で決めつけてしまうのはいけないことだとは思いますが、浜松市が効果のない(少ない)イベントをやらないで予算を他に使ってくれていることに、いさぎよさを感じます。

(以前書きましたが)NPOリビングトゥゲザーと浜松市はHIV検査普及週間で連携はしていません。でも、浜松市が行った、日曜日で遅い時間まで検査をやってくれたことは、当事者にとってもボランティア活動にとっても効果的でした。実際に検査に行ったかどうかは不明ですが、電話とメールで相談があった方には、この検査日の情報をおくることができました。検査の事を言うとたいていの人は火曜日には行けない、昼間に行けないと言います。日曜日の検査と夜間検査をやっていてくれると行けない理由は自分の気持ちだけになります。

今後の希望ですが、保健所の場所が遠いので、以前県がやっていたように、ザザシティのように駅から歩いていける距離の場所で、夜間と日曜日検査をやって欲しいのです。

さらに希望を言うと、エイズ/HIVだけでなく、クラミジア、梅毒、淋病、B型肝炎などの性感染症の血液検査もやって欲しいのです。

浜松市保健所をけなしているのかほめているのかわからない文面ですが、ちょっとほめてます。
少ない予算(と聞いています)を効果のあると思われるところに集約して大きな成果を上げることはいいんじゃないでしょうか。(その成果は検査人数の増加という数字だけじゃあありません。)

浜松市(保健所)がNPONGOと連携できるようになったら最小の費用で効果を上げる企画を提案したいと思います。(←国は地方自治体はNPOと連携して問題解決にあたれと言ってますから、浜松市は国の政策に反しているという事実はあります。が、僕がどうこうできる問題じゃありません。市会議員になれば別かな(笑)。がんがん政策提案しちゃうからね。)

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/05/h0529-1.html


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