気分転換が必要

気分転換が必要

僕は心理学などの専門的な勉強をしていませんので、AIDS/HIV感染症についての相談は答えられるんですが、心の問題については専門外です。ところが、いろいろな人からの相談が持ちかけられます。

HIV感染が判ったばかりの人や感染しているかもしれない…と心配している人、ゲイであることを内緒にして血液検査を受けたり病院に行きたい人などからの相談。それらはたいては心の問題であることが多いですね。

これらの電話は基本的には電話相談をやっている団体の窓口を紹介しますが(ひつこく)話続ける人も多くいらっしゃいます。その話を聞いていると自分の心も病んできてしまいそうな気がしてきます。

これはなんとかしないといけないと思って1年少し前から、AIDS/HIVについて相談される方の心の問題について(信頼できる)電話相談の窓口を作らないといけないと思い動きましたが、やってくれそうなところはどこもありませんでした。AIDS/HIV感染症の感染ルートでゲイやMSMの人がいますから、男性同性愛についての知識が必要になります。AIDS/HIV感染症の治療についての知識が必要になります。それらと心の問題が複雑に絡んでいますから、受けたくない団体の気持ちも判らないわけではありません。

しょうがないので、自分が臨床心理の勉強をして、相談を受けられるようになろうと思っていますが、なかなか時間も取れないし、相談を1つ受けるだけで精神的に沈んでしまいます。

最近、精神的に沈んだ時の気分転換を見つけました。それが写真のもの!
すっごく簡単で楽しいですね。あっと言う間に1時間経ってしまって、何も考えなくていいから気分転換にぴったり。出来上がったアクセサリーはプレゼントしました。女性はこんなに楽しいことやってたんですね(笑)。

下の記事は薬害エイズですが、AIDS/HIV感染症の患者さんは人に話せないことや差別されるかもしれないという恐怖、薬の飲み続けなければならない苦痛、それらの薬による副作用との戦いなどなど、精神的な苦痛になりやすい生活環境にあります。
現在のAIDS患者数は3,623名、HIV感染が判った数は7,338名

<薬害エイズ>和解10年 遺族の半数以上がうつ傾向

 血友病など血液凝固異常症患者を対象にした全国調査によると、04年5月末現在、HIV感染者は計1428人。うち577人がエイズを発症するなどして他界した。薬害エイズ問題和解から10年、家族の半数以上がうつ傾向にあり、約3分の1は心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負っているとされる。
(毎日新聞) - 3月24日1時16分更新


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