大阪医療センターが作った、「あなたとあなたのイイ人へ」をいただきました。
HIV感染が分かった人に向けて書かれていますが、読み方(使い方)を代えるとHIVに感染していない人やHIVの知識が少ない人にも使える内容になっています。
細かな説明が必要なところはありますけどね。
たとえば、ペットについては犬とネコは大丈夫だけど、鳥とカメは注意が必要と書いてありますが、なぜ鳥はダメなのかは書いてないのです。
HIVの知識が少ない人は、この冊子でどういう事に注意をしたらいいのか分かります。
HIVの感染が分かった人に対して、日和見感染症を防ぐ方法と大切な人にHIVをうつさない方法が書いてありますから、それを勉強すれば、HIVや性感染症の予防ができるわけです。
特にこの冊子でいいなぁと思ったのは、性的接触について、異性との性交渉で注意することと同性と性交渉で注意することが同じ誌面で書かれていること。性交渉の方法ごとに注意することが書かれていることです。性交渉は人それぞれで違いがあるので、ほとんどの冊子は偏った書き方がされているんですね。それらが、資料的な書き方で書かれているところがすばらしいと思います。
↑この文章がすごく曖昧な書き方になってしまっているのは「秘め事」の方法が具体的な名前で書かれているので、その言葉をこのブログで書いていいのか迷ってしまったからです。
http://www.onh.go.jp/khac/data/anatato.pdf